ネットを通じた民間とのコラボレーションについて(「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」が”初音ミク”とコラボ!!)

現在、経済産業省では、使用済み携帯電話の回収促進事業「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」を実施中ですが、この取り組みの一層の周知を図るため、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社の協力の下、国の機関としては初めて、バーチャルアイドルの”初音ミク”とのコラボレーション企画を実施することになりました。

(報道発表)「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」が”初音ミク”とコラボ!!〜バーチャルアイドルが携帯電話リサイクルをPRします〜

これまで、行政は民間企業と比べると、施策のマーケティングやプロモーションが、なかなか苦手だったわけですが、こうした、民間とのコラボレーションが広がっていけば、税金を使わずに、施策のマーケティングやプロモーションを効果的に行っていくことができるのではないかと考えています。
オバマ政権のOpen Government Initiativeでも、オープンガバメントを進めていくにあたっての柱の1つとして「省庁間・中央地方間、対NPO・企業・市民のコラボレーションを進める」ことがあげられているわけですが、インターネットは、コラボレーションを進めるにあたって、非常に効果的なツールなのだと思います。

先日、SugarForum.jp様の協力で開設された「アフターアイディアボックス」や、グリーンエネルギー導入促進のため、民間のグリーン・エネルギー・パートナーシップと協力して一般から写真を募集した「Merry Green Xmas Photo Partners」なども、コラボレーションのいい事例だと思います。

日本においても行政を効果的・効率的に進めていくため、インターネットを通じたコラボレーションについて、今後も積極的に検討を進めていきたいと思います。


(12月29日/1月1日追記)
ニコニコ動画に「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」の歌とマッシュアップした動画が投稿されていました。


このような、ある素材をもとに創造の輪が自発的に広がっていくところがインターネットのおもしろいところですね。オープンガバメントもこうしたインターネットの特性を活かしたものにしていくことが重要かと思います。